2013年2月23日土曜日

もうすぐ春です


「少し春めいた八ヶ岳」

今冬は寒さが厳しく、それに雪も多い。庭の温度計はマイナス17度を指すこともしばしばある。
午前中、暫らく途絶えていた雪中散歩へ行って来た。
信州の田舎に隠棲していると、人中に出ることが少なく、雪に囲まれた無菌空間の中で過ごしているようなものだ。私の場合、隣村の公民館へ月2回ほど出かける。そこで所属している版画の会で、お喋りしたり作品作りの作業で一日を過ごす。皆、無菌者ばかりでお互い風邪をうつしあうことはない。
そんな生活で、息子が孫たちをつれてスキーに来ると、都会の流行病(はやりやまい)を持ってくるようだ。彼たちが帰った数日あとには風邪の症状が出てくる。10日ほどは本調子でなく、散歩もお休みになる。
そんな訳で久しぶりの散歩であった。以前キツネ君に出会ったことのある所を目指して雪の農道をあるいたが、雪が深く長靴の膝の上まできたので、残念ながら途中で引き返すはめになってしまった。
でもそこで、立ち止まり眺めた八ヶ岳は、霞の中で心なしか春めいて見えた。思わずカメラを取り出しシャッターを押して来た。来週末には3月になる。やっと、春が訪れそうだ。
春を待つ八ヶ岳をご披露する。