2014年12月4日木曜日

原発と過疎

「川内原子力発電所」

 過日、中学同期会で古里を訪れた。そこは、川内の北30キロ程に位置する薩摩の北端に位置する。
 想像以上に過疎化はすすんでいた。嘗て、私たちは鹿児島本線の折口駅を利用し、蒸気機関車に引かれた列車で、高校に通っていた。新幹線が出来、鹿児島本線は廃止された。今は「オレンジ鉄道」と呼んでいる。

 空港からレンタカーを利用していたので、再稼動するという川内原発を見に行って来た。
近くで、初めて原子力発電所を見た。その大きさにも驚いた。門にはお巡りさんが警備していおり、カメラを断られた。
 近くにある資料館で、多少勉強したあと、館内の良く見える場所から写真を撮らさせてもらった。

 さて、衆院選挙戦最中で、政治家(政治屋?)連中が勝手なことを叫びあっているようである。格差は広がり、地方の過疎の歯止めもままならず、福島もホッタラカシ、沖縄の基地問題等々、問題山積のこの国は何処へ行くのであろうか。各紙の世論調査によれば、自民党の圧勝とか。「扱いやすい衆愚ども」とにんまりほくそ笑んでいる者の姿が目に見えるようである。
日銀や国が関与し株価は上がり、円は下がる。各付け会社が日本国債を格下げしたが、どこ吹く風の官僚たち。
 所詮、衆愚のわれ等、孫子の為にも何もできず、民主主義とはこんなものよと諦めるしかなさそうである。
 立派な原子力発電所と、過疎のすすんだ田舎の駅の姿をご披露する。

                     川内原子力発電所


折口駅


オレンジ鉄道の電車


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