2016年12月11日日曜日

八ヶ岳三景

「見る場所で変わる八ヶ岳の表情」


 昨日、晴天に恵まれた。今の季節は空気が澄み、八ヶ岳がきれいに見える。
寒さの中の散歩が、気にならない。眺める角度を少し変えると、表情が変わる。

 山の上空に、月があるのに気が付いた。
いい角度でカメラに収めたいと、足早に歩いた。時間とともに、月は高度を上げる。
2時間ほど歩いた。

改めて、今カメラに残った映像を眺めている。その中から、数葉をご紹介したい。
 

里からの八ヶ岳


月と八ヶ岳


手前が阿弥陀岳、奥が赤岳


2016年9月22日木曜日

松茸の香りがとどく

秋の香り

雨が続き、急に涼しくなった。
雨には、鬱陶しい気分になるが、山では松茸が顔をだす。

面倒を見てもらっている、一級建築士の先生から、大きな松茸を頂いた。
地元出身の先生には、秘密の場所があるらしい。
茸が出た予感がし、雨の中を山へ入ったとか。

取れたての貴重な松茸の香りと味を、酒とともにいただき、
至福の秋の一ときを過ごした。


2016年8月7日日曜日

原爆ドーム

「ひろしま」


暑く、重苦しい歴史の八月がやって来た。
「ひろしま」、「ながさき」、そして敗戦の15日。

戦争を知らない世代が、大半となり、悲惨な記憶が空洞化してきている。
為政者の中にも、威勢の良い人たちが、大きな声をあげはじめた。

「暑い夏」が巡ってきたのを機に、わたしの下手な版画で、ご供養したい。









2016年7月4日月曜日

廃線の鉄橋

「スケッチ散策」

 下手な版画を続けている。それで、いつも題材を捜している。
近くにJR中央本線の廃線の鉄橋があると、小耳にはさんでいた。

 梅雨の晴れ間に出かけた。富士見駅と信濃境駅の間にある。車で20分程だ。「立場川橋梁」。1904年(明治37年)開通、1980年(昭和55年)運用終了。、工法はバルチモアトラスト橋。
標高差をスイチバックで登っていたのを、新しく複線化した今の中央線と交代、廃線となったとか。

 かつて、近寄るには、散策用の小径があったようだが、夏草が生い茂り見分けがつかない。
意を決し背丈ほの草木をわけて、堰堤を登った。汗だくになりカメラに収めてきた。

 果たして、版画に出来るかは、定かではない。汗の成果をご披露する。

県道で下から眺める

草で覆われた柵があり入れない

柵の間から

堰堤の横から身を乗り出して、
突き当りにトンネルの入り口が見える

西から全景

西側下から

向うに八ヶ岳がわずかに見え、田にかすかに映る


2016年6月16日木曜日

早朝散歩

「散歩と山菜」

今朝、散歩に出かけた。車が通らない農道を、妻女と歩く。
森の傍道では、山菜がある。
ウドの芽、三つ葉、野ぶき、目にすると通り過ぎる訳にはいかない。
自然の恵みを頂いて来た。
5時15分に家を出、2時間半の散歩とあいなった。

場所の風景と、植生、収穫の山菜を、写真でお伝えする。


水が張られて緑を見せる田圃



 森の脇のウド


左から三つ葉、ウド、野ふき

2016年5月18日水曜日

ある詩集

「素敵なできごと」


詩集を頂いた。

まずは、映像でご披露する。

                表紙の外観


                開きの序章


                最初の詩の頁



美しい冊子である。シュールレアリスム詩集。夢の位置。園川 純。

色、形よし。言葉よし。題名よし。詩語よし。作家の名前、更によし。

詩から遠ざかって久しい私は、衝撃を受け、そして感動した。

作家、いや詩人「園川 純」氏とは、かつての仕事仲間、瀬戸正義さんである。


2016年4月27日水曜日

熊本地震考

「九州での地震」

私は少年時代を、北薩摩で過ごした。熊本県と鹿児島県の県境である。10歳まで大陸で育った私には、地震の経験は皆無に近かった。東京へ来てから、地震の揺れを経験した。

今回の地震で、中学時代の友人へ「地震のない所なので驚いただろう」と見舞いの電話を入れた。「以前の宮之城地震と同じぐらい揺れた」との返事が来た。そ地震のことを知らなかったので、調べてみた。

「鹿児島県北西部地震」
1997年3月26日、M 、6,6。同5月13日、M6.4、震度は川内市6弱、宮之城5強、出水5強、
阿久根5弱、とある。

2013年12月1日、稼働前の川内原子力発電所を私は訪れている。原子力発電所の威容に圧倒されて帰ってきた。現在原発は稼働中である。

九州では、桜島、阿蘇、霧島などの火山活動が、活発になっていっる。素人目で見ても安全性には疑わしい。九電も政府も、学者の先生方、それに九州の地方裁判所さえも、大丈夫と述べている。新聞もテレビも、さして問題にはしていない。福島で経験したばかりなのに、不思議な国である。

私が少年期を過ごした故郷は、第2の福島、第3のチェルノブイリになりそうな予感がする。私の思い過ごしなのだろうか。

余談だが、熊本市へお嫁に行った同級生にメールでお見舞いを入れた。返事が来た。
「ガス、水が使えません。余震は毎日何十回もあり、びくびくです。近所の塀や屋根が飛んでいます。生きた気がしまっせん。車中で寝ました。ありがとう。」とあった。何時届くか判らないが、水と無洗米を送った。

稼働前の川内原子力発電所の威容をご紹介する。

                    



2016年4月22日金曜日

日本ミツバチにも春が来た

「日本ミツバチ、活動開始」

いろんな花が、一斉に咲き始めた。

庭に同居している蜂たちも働き始めた。餌になる花粉を丸めて足につけ、帰ってくる。
蜜は見えないが、多分、腹いっぱいにため込んで、帰って来ているのであろう。

もう直ぐ、分蜂(蜂の巣分かれ)する筈だと、首都圏に住む愚息が述べている。
彼が来て、空の巣箱を、あちこちに置いてあのだるが、どうなることやら。
蜂が、自分たちで引っ越しして呉れたら有難い。

日本ミツバチの動きを、公開したみたい。



古いカメラでの映像である、品質についてはご容赦を。

2016年4月19日火曜日

遅れてきた春

「茅野にも春が訪れた」

3日前、東京の飲み会へ行って来た。
途中の車窓から見える景色は、緑あざやかで目に優しい。
久しぶりに、楽しませてもらった。

浅草の雑踏を歩いたが、初夏並みの温かさで、厚着の身にはこたえた。

標高1,000メータの当地にも、やっと春が来た。
信州の春は遅いが、花は一斉に咲く。

庭のサンシュウと、隣家のしだれ桜を重ねた一葉を、ご披露する。




2016年2月14日日曜日

春のかおり

「蕗のとう」

四国で春一番が吹いたと、ニュースで伝えていた。
当地でも、昨夜来の雨で大方の雪が消え、生ぬるい南寄りの風が吹いている。

雨上がりの里へ妻女と散歩に出掛けた。寒さがこれで終わりとはなるまい。

日当たりの良い斜面で、わずかばかりの蕗のとうを見つけ、採ってきた。
水で晒し、刻み、味噌とあえ、春の香りに日本酒で酔うとしよう。

ささやかな春の幸せを、映像でおすそ分けする。



2016年1月27日水曜日

八ヶ岳に雪がきた

「雪の八ヶ岳」

 1月18日、今冬初めての雪が降り、冬の八ヶ岳らしい姿を見せてくれた。

 新雪の農道を散歩する。獣の足跡だけしか無い。

 散歩と云っても、滑り止めのついたゴム長での歩きは、かなりの運動になる。
運動不足の解消には効果があり、誰も歩いたことのない雪面に足跡をつけるのは、
気持良いものである

 自分では、がに股とは思っていないのだが、雪に残った足のはこびはひどいようである。

 冬らしさを取り戻した八ヶ岳と、私の足跡、二葉をご披露する。
 
                      里から望む八ヶ岳



雪道につけた足跡