私は少年時代を、北薩摩で過ごした。熊本県と鹿児島県の県境である。10歳まで大陸で育った私には、地震の経験は皆無に近かった。東京へ来てから、地震の揺れを経験した。
今回の地震で、中学時代の友人へ「地震のない所なので驚いただろう」と見舞いの電話を入れた。「以前の宮之城地震と同じぐらい揺れた」との返事が来た。そ地震のことを知らなかったので、調べてみた。
「鹿児島県北西部地震」
1997年3月26日、M 、6,6。同5月13日、M6.4、震度は川内市6弱、宮之城5強、出水5強、
阿久根5弱、とある。
2013年12月1日、稼働前の川内原子力発電所を私は訪れている。原子力発電所の威容に圧倒されて帰ってきた。現在原発は稼働中である。
九州では、桜島、阿蘇、霧島などの火山活動が、活発になっていっる。素人目で見ても安全性には疑わしい。九電も政府も、学者の先生方、それに九州の地方裁判所さえも、大丈夫と述べている。新聞もテレビも、さして問題にはしていない。福島で経験したばかりなのに、不思議な国である。
私が少年期を過ごした故郷は、第2の福島、第3のチェルノブイリになりそうな予感がする。私の思い過ごしなのだろうか。
余談だが、熊本市へお嫁に行った同級生にメールでお見舞いを入れた。返事が来た。
「ガス、水が使えません。余震は毎日何十回もあり、びくびくです。近所の塀や屋根が飛んでいます。生きた気がしまっせん。車中で寝ました。ありがとう。」とあった。何時届くか判らないが、水と無洗米を送った。
稼働前の川内原子力発電所の威容をご紹介する。
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