2012年2月20日月曜日

北国の春のかおり


蕗の薹

 春の陽光の中での散歩の途中で、蕗の薹を採って来ました。昨日今日とここ山里でも天気が続き、南に面した田んぼの土手には枯れ草の下に蕗の薹が隠れていました。
浜通ではないそして寒い信州での、春の味覚とかおりの一品です。正月以来酒が続き、体重が増えてしまっています。今朝禁酒を決意したばかりですが、今夜まではお酒を頂くことに致します。
 少しピントがあまい映像を2枚ご披露し、春の匂いをお届けします
         
          顔を出した蕗の薹




               採ってきた蕗の薹


蕗の薹の食べ方
細かく刻み水に晒しアクをとる。油で軽く炒め味噌を加えます。蕗味噌の出来上がり。

2012年2月19日日曜日

八ヶ岳2景


 信州にも春近し
 朝の庭の温度計はマイナス14度を指していた。南寄りの移動性高気圧におおわれ、
10時を過ぎたころからは、穏やかな春の気配が濃厚となった。
 陽気に誘われての散歩は、長閑な田園の空気を堪能させてくれた。雉の姿も垣間見ることができた。冬の間、雉の若鶏の雄は群れを作っているようだが、今日見た雄は1匹だった。そろそろ自分の縄張りを主張し始める季節になったと思われる。春が近づいてきた。
 八ヶ岳西麓の標高1,000メータの土地でも、散歩を楽しめるようになった。空気の澄んだ田畑からの美しい八ヶ岳2景をお届けする。

           阿弥陀岳 赤岳 横岳
                
                蓼科山 北横岳

2012年2月14日火曜日

雪かきの朝


挨拶について思う。
 今朝、久しぶりに雪かきをした。雪かきと言えば大げさだが、4センチ程積もった道路の雪を掃いたと言ったほうが正確だろう。家の前の道は小学生たちの通学路になっている。朝7時前には、もう子供たちが通り始める。ここ茅野(長野県中西部)の子供たちは、元気よく「おはようございます」と挨拶する。私も「おはよう、雪だから気をつけて行ってらっしゃい」と返す。朝の挨拶は気持ちが良い。
 当地では行き会う人とお互い挨拶を交わす。見知らぬ私にも「おはようございます」「こんにちは」と挨拶が来る。時間があればたち止り雑談をする。心が和み愉快な気分になる。
以前の日本ではどこでもあった光景だ。
 近頃になり都会では見知らぬ人へはあまり挨拶をしない。世の中が忙しくなり、そして心がすさみ、子供を連れ去る事件も頻発した。親は子供たちへ、見知らぬ人とは話さないように言い聞かす。そうするしかない。
 私は相模原へも時々帰る。お会いする見知らぬ人へも挨拶の声を掛けている。皆さんからも気持ちよく挨拶が返ってくる。お互い声を掛けあう和やかな世間を、皆さんも望んでいるのだと思う。以前私たちの国の、どこででも見かけた心温まる風景を、何とか再現したいものである。
 日本海側の豪雪に心を痛めながらの、朝の雪かきでの独り言である。それに雪化粧を2葉。