挨拶について思う。
今朝、久しぶりに雪かきをした。雪かきと言えば大げさだが、4センチ程積もった道路の雪を掃いたと言ったほうが正確だろう。家の前の道は小学生たちの通学路になっている。朝7時前には、もう子供たちが通り始める。ここ茅野(長野県中西部)の子供たちは、元気よく「おはようございます」と挨拶する。私も「おはよう、雪だから気をつけて行ってらっしゃい」と返す。朝の挨拶は気持ちが良い。
当地では行き会う人とお互い挨拶を交わす。見知らぬ私にも「おはようございます」「こんにちは」と挨拶が来る。時間があればたち止り雑談をする。心が和み愉快な気分になる。
以前の日本ではどこでもあった光景だ。
近頃になり都会では見知らぬ人へはあまり挨拶をしない。世の中が忙しくなり、そして心がすさみ、子供を連れ去る事件も頻発した。親は子供たちへ、見知らぬ人とは話さないように言い聞かす。そうするしかない。
私は相模原へも時々帰る。お会いする見知らぬ人へも挨拶の声を掛けている。皆さんからも気持ちよく挨拶が返ってくる。お互い声を掛けあう和やかな世間を、皆さんも望んでいるのだと思う。以前私たちの国の、どこででも見かけた心温まる風景を、何とか再現したいものである。
日本海側の豪雪に心を痛めながらの、朝の雪かきでの独り言である。それに雪化粧を2葉。
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