2013年1月30日水曜日

続き木版画物語


「続木版画物語」

昨年12月2日、木版画物語という題で私が所属する「原版画の会」の作品を少し紹介したことがある。その続きをして見たい。
下手な版画を続けているが、少しは勉強もして見ようと思い立ち、だいそれたことに広重から学ぶことにした。
昨年春、山口の岩国へ行った折、錦帯橋をスケッチして来た。橋が描かれている広重の版画を見つけ出し、参考にしようという訳である。橋や水面の表現を些少でも盗み取り、幾らかましなものに仕上げて見たいとの思惑を持ったわけである。
鉛筆と黒鉛で書いた私の彫りかけの版木と、広重の4点の橋を描いた版画を並べて見ることにする。
もし私の版画が出来上がった時には、確約は出来ないが「続々木版画物語」としてご報告したい。

                        彫りかけの版木

目黒太鼓橋夕日の岡

京橋竹がし

木母寺内川御前裁畑

柳しま





2013年1月29日火曜日

南八ヶ岳の映像昨今

「いつ見ても美しい八ヶ岳」

今年の冬は寒くて雪も多い。今朝も庭の温度計はマイナス10度を下回っている。昼間の天気は晴れるが、夜には雪が降り景色をかえている。
日課の散歩は滑り止めのついた長靴を履き、雪の積もった農道を行く。膝近くまでくる雪道を歩く物好きな者は私を除いてはいない。今冬も狐に2度出会った。それ以後カメラを構えシャッターに指を掛けて近ずくが再び会えてはいない。
昨日は諦めて、どこへも行かない八ヶ岳をカメラに納めた。南八ヶ岳は美しかった。
北から西天狗岳、根石岳、箕冠山、横岳、赤岳、阿弥陀岳、権現岳、西岳、編笠山と続く山容をご案内する。硫黄岳は角度のせいで今回はご披露出来なかったが、いずれその雄姿をお届けする。

天狗、根石、箕冠

天狗、根石、箕冠

横岳、赤岳、阿弥陀

横岳、赤岳、阿弥陀岳

権現、西岳、編笠

権現,西岳、編笠

2013年1月24日木曜日

はしゃぎ過ぎのあとで


「はしゃぎ過ぎの後に来るもの」

昨今の日本の政治家と呼ばれる人達のはしゃぎようは尋常ではない。日本銀行銀に圧力を掛け、押しきった日本政府の面々。それに負け、だらしなく軍門に下った情けない日銀幹部。
西の方では、威勢の良い市長とやらが無茶な主張をし、それに妥協してしまった教育委員会のメンバー達。

権力を握った者が異常にはしゃぎ、対抗する権利を与えられている人達は、直ぐ長いものに巻かれてしまう現象に、何ともやり切れない思いでいるのは筆者だけであろうか。
権力に擦り寄る学者、報道、経済界の人々、これが今の日本の姿である。

はしゃぎ過ぎの後にくる、あの嫌な虚脱感を覚えていはいないのであろうか。
躁がすぎればその後で襲われる鬱、何もかも放り出し、私立大学の付属病院へ逃げ込んだ過去を持つ人にしては、少し無責任にすぎるとの思いである。

やるせない思いのなかで、ひと言申し上げたくなった次第。

2013年1月2日水曜日

迎春


おめでとうございます

元旦の朝、初日の出を待って、東の八ヶ岳の空にカメラを構えて待っていました。
その時、南の空へ気球がとんで来ました。気球は既に初日を浴びて輝いていました。
快晴でしたが、八ヶ岳には少し雲がかかり、良い映像にはもう一つでした。


                      今年も宜しくお願いいたします。