2011年12月8日木曜日

堕ちた政界模様

ここまで堕落しているとは!
 鈴木宗男氏が仮釈放された当日のニュースをテレビが報じていた。参議院議員会館での会合の様子を見た。
それはヤクザ映画の中の一こまの様であった。居並ぶヤクザ集団の親分連中、目下裁判中の被告の小沢組の親分、鳩山組の組長、伊吹組の親分、それに何と社民組の福島女組長。少しは清潔感があるやにと思っていた辻本清美氏までもが顔を見せていた。
 仮釈放の鈴木氏の前に土下座する子分が現れた時には、これは日本での情景かと目を疑った。しかし悲しいことに、これが我々の住むこの日本の現実なのである。
 国会は法律を審議し作るところである。その立法府の一角にある議員会館での出来事がこうである。少なくとも氏は受託収賄など4つの罪で服役中の仮釈放の身である。政治に携わる保守から左までの人達の感覚がこうまでとは考えていなかった。悲しいことである。
 テレビの報道姿勢は、スポーツ紙、週刊誌と同じレベルと認識してはいるが。
 私は、経済紙と長野県内で広く読まれている地方紙を購読している。翌朝、両紙を開き、報道されていないのを知り、本当に安堵を覚えた。それが少なくとも救いである。
 批判や、批評めいたことを云うのは精神衛生上よろしくない。もう止めようと思っていた。今の世間の風潮は、我々国民のレベル、民度のなせる業と諦めるしかなさそうである。

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