昔、船乗りだった私は相模湾の真鶴にヨットを係留し、海との関係を保っています。かって、海を捨てたことへの贖罪なのでしょう。また、山に郷愁を覚え、1年の大半を八ヶ岳の山ろくで過ごしています。標高1000メータの地で、自然へドップリト浸かり今を生きています。
2012年3月3日土曜日
シジュウガラ来訪
シジュウガラが居つき始めた
一月ほど前から、シジュウガラが巣箱をのぞきに来るようになった。母屋の軒と、井戸の東屋の軒と2箇所に巣箱を毎年掛けている。
春めいてきた最近は2羽で頻繁に来るようになった。今年は雛を育てるに違いない。どちらの巣箱を使うのだろうか。
去年は雀が先に巣箱を使い始めてしまい、彼たちは子育て出来なかった。私は時期が来る前に、巣箱から古い巣を取り除き掃除して置く。そして巣箱に這入り易いように、杭を建て止まり木を作っておいた。そこを良く使うようになった。
私は数日前から、望遠レンズを付けたカメラを手元へ置いて待っていた。動き回るのでなかなか写せない。昔の300ミリのレンズなので、自動でフォーカスが出来ない。ピントを合わすのに苦労をする。今日、何とか写すことが出来た。
2羽のシジュウガラは、家人との二人暮らしの当家にとっては、大事な家族なのである。雛が育てば、家族が増える。楽しみに待つことにしよう。
止まり木の4景を早速お届けする。
2012年3月2日金曜日
茅野で見たメジロ
小鳥1題
海岸から余り離れていない地方では、冬になれば小鳥の「メジロ」が多く見られる。相模原でも庭の椿や、梅、桜などの花にきて蜜を吸う姿が目にとまる。
今、信州茅野に滞在中だが(標高1,000メータ弱)、ここでは「メジロ」はあまり見かけない。九州にいた子供の頃には、冬、森によく獲りに行ったものである。「鳥もちの木」の皮を小刀で剥ぎ、石で搗く、繊維を水で洗い流すと鳥もちが残る。それを空のクリームビンなどへ入れて持ち歩く。安いナイフ(銘に肥後ノ守)だが、良く研ぎあげてある小刀を、子供達は常時ポケットにしのばせていた。籠に入れた囮のメジロを提げて森へ入る。手ごろな木の枝を切り取り、手を唾で濡らし(乾いていると鳥もちが手にくっ付いてしまう)鳥もちを巻きつける。囮の籠を椿の木に掛け、メジロがとまりそうな処にその枝を配置する。藪に隠れ胸をドキドキさせながら、鳥が来るのを待つ。メジロが寄って来る。そして枝にとまる。すばやく駆け寄り、下にぶら下がり始めたところをすかさず手に取る。鳥もちが羽などへ付く前に手に捕るのがコツなのだ。
今ではメジロを獲ったり飼ったりするのは禁止されている。当時はおおらかなものだった。そんな遊びが中心で、勿論勉強などはしている暇は無かった。
さて私は、メジロは夏には高山に帰り、そして卵を産み育て、冬に平地へ降りてくる鳥と認識していた。ところが茅野では見かけない鳥と思っていたメジロが庭へやって来ていた。カメラへ収めた時には、巣を探しに良く来ているシジュウガラと勘違いしていた。
皆さんにとっては、あまり珍しくもない小鳥と思えるのだが、高原で垣間見た、私にとって懐かしいメジロが、軒先の百日紅の枝にとまっている。その姿をご披露いたしたい。
2012年2月20日月曜日
北国の春のかおり
蕗の薹
春の陽光の中での散歩の途中で、蕗の薹を採って来ました。昨日今日とここ山里でも天気が続き、南に面した田んぼの土手には枯れ草の下に蕗の薹が隠れていました。
浜通ではないそして寒い信州での、春の味覚とかおりの一品です。正月以来酒が続き、体重が増えてしまっています。今朝禁酒を決意したばかりですが、今夜まではお酒を頂くことに致します。
少しピントがあまい映像を2枚ご披露し、春の匂いをお届けします顔を出した蕗の薹
採ってきた蕗の薹
蕗の薹の食べ方
細かく刻み水に晒しアクをとる。油で軽く炒め味噌を加えます。蕗味噌の出来上がり。
2012年2月19日日曜日
八ヶ岳2景
信州にも春近し
朝の庭の温度計はマイナス14度を指していた。南寄りの移動性高気圧におおわれ、
10時を過ぎたころからは、穏やかな春の気配が濃厚となった。
陽気に誘われての散歩は、長閑な田園の空気を堪能させてくれた。雉の姿も垣間見ることができた。冬の間、雉の若鶏の雄は群れを作っているようだが、今日見た雄は1匹だった。そろそろ自分の縄張りを主張し始める季節になったと思われる。春が近づいてきた。
八ヶ岳西麓の標高1,000メータの土地でも、散歩を楽しめるようになった。空気の澄んだ田畑からの美しい八ヶ岳2景をお届けする。
阿弥陀岳 赤岳 横岳
蓼科山 北横岳
2012年2月14日火曜日
雪かきの朝
挨拶について思う。
今朝、久しぶりに雪かきをした。雪かきと言えば大げさだが、4センチ程積もった道路の雪を掃いたと言ったほうが正確だろう。家の前の道は小学生たちの通学路になっている。朝7時前には、もう子供たちが通り始める。ここ茅野(長野県中西部)の子供たちは、元気よく「おはようございます」と挨拶する。私も「おはよう、雪だから気をつけて行ってらっしゃい」と返す。朝の挨拶は気持ちが良い。
当地では行き会う人とお互い挨拶を交わす。見知らぬ私にも「おはようございます」「こんにちは」と挨拶が来る。時間があればたち止り雑談をする。心が和み愉快な気分になる。
以前の日本ではどこでもあった光景だ。
近頃になり都会では見知らぬ人へはあまり挨拶をしない。世の中が忙しくなり、そして心がすさみ、子供を連れ去る事件も頻発した。親は子供たちへ、見知らぬ人とは話さないように言い聞かす。そうするしかない。
私は相模原へも時々帰る。お会いする見知らぬ人へも挨拶の声を掛けている。皆さんからも気持ちよく挨拶が返ってくる。お互い声を掛けあう和やかな世間を、皆さんも望んでいるのだと思う。以前私たちの国の、どこででも見かけた心温まる風景を、何とか再現したいものである。
日本海側の豪雪に心を痛めながらの、朝の雪かきでの独り言である。それに雪化粧を2葉。2012年1月29日日曜日
雪の中狐と出会う
雪中散歩で狐に会った
雪の積もった農道を散歩していて、狐に出会った。いや、私を見て狐のほうが逃げて行ったと言った方が正確かもしれない。雪が少なかった茅野でも、10日ほど前からの寒波で田や畑が雪景色になった。川沿いの土手の藪で小鳥が数羽遊んでいた。私は立ち止まり彼らの可愛いしぐさを眺めていた。その時、狐が土手を駆け登って行く。良く肥った可なり大きな狐だった。多分、私が歩いて通り過ぎていたら、彼(彼女)はじっと眺めていただけだろう。ところが立ち止まり、自分のほうを見ていると勘違いし、慌てて逃げ出したのだろう。気の毒なことをした。
「キタキツネ」と言いたいところだが、北海道ではなく信州なので「冬の狐」とでも名付けておこう。体つきが丸かったので、身ごもった母狐だろうかなどと勝手な想像をしたりした。いつもカメラをポケットに忍ばせていくのだが、生憎昨日はもっていなかった。仮に持っていても、咄嗟のことで写せなかっただろう。
滑り止めの付いたゴム長を履き、雪の農道を歩く。八ヶ岳に向かっていくので緩い登り勾配があり、かなりの運動負荷が掛かる。人の足跡の無いところで足を持ち上げながらの歩きである。白いキャンバスには、色んな動物が足跡で絵を描き廻っている。兎、いたち、テン、リス、狸、狐、私にはわからないが、大きい足跡、小さい足跡を見て想像しながらの散歩は時間が経つのがはやい。次からはカメラ持参で歩くことにしよう。
今朝、新聞を取りにいったついでに、庭の井戸の柱に掛けてある温度計を見た。-13・5度、今冬一番の寒さ。雲ひとつ無い晴天で、八ヶ岳も美しい。
2012年1月17日火曜日
雪のない茅野の冬
雪のない茅野の冬
東北の日本海側では大雪の報が相ついでいる。
雪らしい雪は今冬茅野では降っていない。朝の気温はマイナス10度以上に下がっているが湿度も低く、地面もカラカラに乾燥している。
おかげで、雪かき作業からは開放されているが、なんだか物足りない気分である。
先日、霧が峰を訪ねてみた。雪景色には程遠い風景である。また、八ヶ岳に張り付く雪も少なく、白い雪化粧の山容が見られない。写真でもご報告する。
雪のない鷲ヶ峰
雪のない里からの八ヶ岳
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