2013年3月30日土曜日

春の鷹

「鷹の仲間」に会う。

早い時間帯での朝の散歩では、小型の鷹の仲間と思われる鳥に出会う。「のすり」「さしば」或いは他か。私には解らない。いつも低空で飛んで行く。
数日前のその朝も、頭のすぐ上を飛んで、近くの電柱にとまった。私は慌ててバッグから、カメラを取り出しシャッターを押した。私をみとめ、すぐ飛んで行ってしまったが、映像は残っていた。いまだ寒い信州の春のスナップをお届けする。

aDSC_1872

bDSC_1873

2013年3月29日金曜日

散歩で会う雉たち

 

「雉が姿を見せ始めた」

早朝の散歩ができる季節になってきた。
「ケーン ケーン」と雉が鳴き縄張りを主張している。「雉も鳴かずば撃たれまい」という通り、鳴き声で居場所がわかる。
どういう訳か人家の近くの畑や田圃に縄張りをもっている。今朝も出掛けに庭の近くで声がしたので、近ずくと姿を見せてくれた。
人家から少し離れた広々とした田畑では、居そうに思われるのだが、見掛けることは先ずない。私の推測では多分、人家の近くでは天敵から襲われるのが少ないせいなのかもしれない。厳しい今年の寒い冬を無事に越して、春を告げる雉の姿を2景お届けする。

aDSC_1886

cDSC_1891

2013年3月23日土曜日

茅野の春

「道祖神と蕗の薹」

諏訪湖の東に位置し、八ヶ岳の西山麓の標高930メーターの地、茅野にも春がおとずれつつある。

庭の温度計は、今朝0度を指していた。庭の梅も桜もまだ蕾みは硬いが、サンシュユの花は

ほころび始めている。

近所に毘沙門堂がある。道路工事の際にでたのであろう、道祖神などの石神さまが大勢集められて

いる。その石神さまの前に蕗の薹が出ていた。

サンシュユと蕗の薹、春の2題お届けする。

DSC_1876

DSC_1866

2013年2月23日土曜日

もうすぐ春です


「少し春めいた八ヶ岳」

今冬は寒さが厳しく、それに雪も多い。庭の温度計はマイナス17度を指すこともしばしばある。
午前中、暫らく途絶えていた雪中散歩へ行って来た。
信州の田舎に隠棲していると、人中に出ることが少なく、雪に囲まれた無菌空間の中で過ごしているようなものだ。私の場合、隣村の公民館へ月2回ほど出かける。そこで所属している版画の会で、お喋りしたり作品作りの作業で一日を過ごす。皆、無菌者ばかりでお互い風邪をうつしあうことはない。
そんな生活で、息子が孫たちをつれてスキーに来ると、都会の流行病(はやりやまい)を持ってくるようだ。彼たちが帰った数日あとには風邪の症状が出てくる。10日ほどは本調子でなく、散歩もお休みになる。
そんな訳で久しぶりの散歩であった。以前キツネ君に出会ったことのある所を目指して雪の農道をあるいたが、雪が深く長靴の膝の上まできたので、残念ながら途中で引き返すはめになってしまった。
でもそこで、立ち止まり眺めた八ヶ岳は、霞の中で心なしか春めいて見えた。思わずカメラを取り出しシャッターを押して来た。来週末には3月になる。やっと、春が訪れそうだ。
春を待つ八ヶ岳をご披露する。


2013年1月30日水曜日

続き木版画物語


「続木版画物語」

昨年12月2日、木版画物語という題で私が所属する「原版画の会」の作品を少し紹介したことがある。その続きをして見たい。
下手な版画を続けているが、少しは勉強もして見ようと思い立ち、だいそれたことに広重から学ぶことにした。
昨年春、山口の岩国へ行った折、錦帯橋をスケッチして来た。橋が描かれている広重の版画を見つけ出し、参考にしようという訳である。橋や水面の表現を些少でも盗み取り、幾らかましなものに仕上げて見たいとの思惑を持ったわけである。
鉛筆と黒鉛で書いた私の彫りかけの版木と、広重の4点の橋を描いた版画を並べて見ることにする。
もし私の版画が出来上がった時には、確約は出来ないが「続々木版画物語」としてご報告したい。

                        彫りかけの版木

目黒太鼓橋夕日の岡

京橋竹がし

木母寺内川御前裁畑

柳しま





2013年1月29日火曜日

南八ヶ岳の映像昨今

「いつ見ても美しい八ヶ岳」

今年の冬は寒くて雪も多い。今朝も庭の温度計はマイナス10度を下回っている。昼間の天気は晴れるが、夜には雪が降り景色をかえている。
日課の散歩は滑り止めのついた長靴を履き、雪の積もった農道を行く。膝近くまでくる雪道を歩く物好きな者は私を除いてはいない。今冬も狐に2度出会った。それ以後カメラを構えシャッターに指を掛けて近ずくが再び会えてはいない。
昨日は諦めて、どこへも行かない八ヶ岳をカメラに納めた。南八ヶ岳は美しかった。
北から西天狗岳、根石岳、箕冠山、横岳、赤岳、阿弥陀岳、権現岳、西岳、編笠山と続く山容をご案内する。硫黄岳は角度のせいで今回はご披露出来なかったが、いずれその雄姿をお届けする。

天狗、根石、箕冠

天狗、根石、箕冠

横岳、赤岳、阿弥陀

横岳、赤岳、阿弥陀岳

権現、西岳、編笠

権現,西岳、編笠

2013年1月24日木曜日

はしゃぎ過ぎのあとで


「はしゃぎ過ぎの後に来るもの」

昨今の日本の政治家と呼ばれる人達のはしゃぎようは尋常ではない。日本銀行銀に圧力を掛け、押しきった日本政府の面々。それに負け、だらしなく軍門に下った情けない日銀幹部。
西の方では、威勢の良い市長とやらが無茶な主張をし、それに妥協してしまった教育委員会のメンバー達。

権力を握った者が異常にはしゃぎ、対抗する権利を与えられている人達は、直ぐ長いものに巻かれてしまう現象に、何ともやり切れない思いでいるのは筆者だけであろうか。
権力に擦り寄る学者、報道、経済界の人々、これが今の日本の姿である。

はしゃぎ過ぎの後にくる、あの嫌な虚脱感を覚えていはいないのであろうか。
躁がすぎればその後で襲われる鬱、何もかも放り出し、私立大学の付属病院へ逃げ込んだ過去を持つ人にしては、少し無責任にすぎるとの思いである。

やるせない思いのなかで、ひと言申し上げたくなった次第。

2013年1月2日水曜日

迎春


おめでとうございます

元旦の朝、初日の出を待って、東の八ヶ岳の空にカメラを構えて待っていました。
その時、南の空へ気球がとんで来ました。気球は既に初日を浴びて輝いていました。
快晴でしたが、八ヶ岳には少し雲がかかり、良い映像にはもう一つでした。


                      今年も宜しくお願いいたします。