トマ・ピケティ「21世紀の資本」
世界にセンセイションを巻き起こしている、トマ・ピケティ著「21世紀の資本」の邦訳本が出版されたとのニュースを見た。
物好きで、好奇心の強い私は、直に注文を出した。こんな田舎に住んでいても、ネットで発注すれば翌日には届く。便利な世の中に感謝もしている。
手元に着いた本は、本文部分が600ページ、原注が100ページ、あわせて700ページもある分厚いものである。さて、エコノミストでもなく、経済学者でもない私が読むとすると、大変な時間が掛かると思われる。とは言え日本語で書かれているので、理解は出来そう。いずれじっくり読むとして、大雑把に理解出来る、アンチョコ本を探すことにした。
あった!あった!在りました。
「日本人のためのピケティ入門」池田信夫作 東洋経済新報社発行(12月25日発刊)。
「他人の褌で相撲をとる」という言葉があるが、なんと目から鼻に抜けるような今の
我が国の時勢である。呆れながらも、これなら1・2時間で読めそう。早速、取り寄せた。
本命の本は、いずれ読むか、それとも<机に積読>との手もある。そう云えば、先だって入手した「昭和陸軍の研究上下」保坂正康著、「永続敗戦論」白井聡著、も机にある。
かく云う私も「ひとの褌でブログを書いている」ことになるのであろうか。
机に並ぶ、目下の愛読書の映像をお届けする。